タバコを吸う理由
なぜ、タバコを吸うのだろうか?
タバコを吸う理由として
- タバコを吸いながら、考え事をしたり…..黄昏れたり…..することが好きである
- 外の美味しい空気と一緒に吸うタバコは格別に上手いと感じている
- 食事の後や休憩の一服が習慣になっている
- ストレス解消になっている
- 気分転換になっている
などの理由が挙げられると思いますが
本来はたばこを吸い続けることで、たばこ製品に含まれるニコチンがたばこへの依存を高めている原因になるとのこと。
ストレス解消になると思っていた喫煙は実はニコチン切れから、ニコチンを供給されたことで脳に多幸感・満足感・快感を生むドーパミンを発生させているだけで、ストレスが解消されたわけではなく、ニコチンが供給されたことでドーパミンが発生し『落ち着く』となるわけですね。
これがたばこに依存性がある理由と考えられますよね。イライラ・不安感・落ち着かない状態はニコチン離脱症状と呼ばれ、脳が『ニコチンを供給して下さい』との状態になっているので、また、たばこを吸いニコチンを供給するという無限ループです。
禁煙したいと考えている
一方で、禁煙を考えている方は
- 咳や痰(たん)などの症状が不快だ
- 歯の黄ばみ・肺が真っ黒になるのが嫌だ
- 本当はタバコをやめたいと思っているが、なかなか踏ん切りがつかない
- 出来ればたばこが原因で病気をしたくない
- たばこの出費をなくしたい(節約)
などの理由が挙げられるかと思います。
ニコチンに支配されている自分って少し考えると悲しいですよね。ニコチンに主導権を握られているんですよ(笑)
喫煙所を探したり、お店も喫煙可能な場所を選ぶ。長時間たばこが吸えないとイライラしはじめる。などなど。
私自身たばこは完全禁煙して2年程になりますが、5年前から吸う量は減りつつありました。(20代前半の頃は1日1箱程度吸っていました)
1年以上タバコに手が伸びていない理由として代用品があったからです。
それは電子タバコ(ベイプ)です。
これもタバコよりは健康被害ないということで、切り替えたわけですが、どうも最近それが事実に反するというような研究結果が出ています。
- 電子タバコによる肺疾患の患者は全米22州で193人に達している
- 電子タバコによる呼吸器系の疾患を発症して死亡事故も起きている
詳しい原因や情報が分からない状態で、現在も研究が進められている状態ではありますが、電子タバコで死亡事故が起きている。
サンフランシスコ(アメリカ・カリフォルニア州)では電子タバコの販売を禁止する条例を可決したそうです。
ニコチン入りでなければ大丈夫ではないか?と考えましたが、結局はオイル(液体)を吸うわけです。
- 電子タバコ利用者が油脂や脂質を吸い込むと発生するリポイド肺炎を患っていることが判明した
- 電子タバコの蒸気が肺にある重要な免疫細胞の活動を止め、肺の炎症を加速させることを発見した(英研究チーム)
- 電子タバコの蒸気が炎症を引き起こし、肺から有害とみられる埃(ほこり)やバクテリア、アレルギー物質を取り除く肺胞マクロファージを機能不全にしていることが分かった
完全に人ごとではない。むしろ恐怖を覚える。こんなに健康に害をきたしてまで執着するものなのだろうか。
ということで、今使用しているベイプジュースを使い切ったら終わり。完全に禁煙が始まるという状況になったわけです。(私の場合、カナダ在住でニコチン入りが普通に買えます)
禁煙うつが始まる
現在、完全に禁煙を始めてから10日目になりますが、本当に辛いです。禁酒より辛いです。
常にニコチンのことを考えています。それでも喫煙はしません。
禁煙うつとは?
- 全てにおいてやる気が出ない/動くのが億劫(おっくう)
- 身体が思うように動かない/重い(すごい倦怠感(けんたいかん))
- 死にたくなる
- 根拠や理由のない不安感/情緒がかなり不安定になる
- 悲しい(理由はない)ので泣いてしまう
- 人に会いたくない(この時期は家族にも会いたくなかった(泣))
- 食欲が増加した
このような状態が3日程続きました。今もちょこちょこ、このような状態に陥る時があります。
『ニコチンがあればなあ…』と一日中考えている状態です。禁煙によって寿命を伸ばせたとしても、このような心理状態が続いて時間を無駄にしている感じが否めません。感情が完全に負のループへ…
何故か理由は分からないのですが、完全禁煙後、過去のことをよく思い出します。毎日シーンは様々ですが、鮮明に。たまに走馬灯のように(死ぬんかな?とか考えてしまう)。
禁煙うつになってしまったら?
禁煙開始3〜7日間がニコチンの禁断症状のヤマです。10日目の私はまだまだ本当はしんどいですが、気分がほんの少し前向きになり、ニコチンのことを考える時間が減ってきました(今でもゴリゴリ考えていますが、少しほんの少し落ち着きました)
改善策はたくさんありますが、とは言え心身共にしんどいのでこの時期は私が行った方法として
- 適度な運動をする(ドーパミンやセロトニン分泌をニコチンから運動に切り替える)
- 禁煙に成功した人のブログをひたすら読む
- 禁煙に成功した人のYouTubeをひたすら聞く/観る
- たばこ/ニコチン/禁煙と向き合う(本を読むなど。おすすめは読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト))
あとはニコチンが身体から抜けるのをひたすら待つのみです。
たばこのない人生なんてつまらないとは、いまだに思います。しかし、ニコチンに自分の人生を支配されるのも嫌です。そんな感情の間(はさま)で今も戦っております。
さいごに
たばこではなく電子タバコに変更していましたが、ニコチンを完全に断ち、禁煙10日目の対策はひたすら我慢です。二度とこんな辛い思いをしたくないので、たばこにはもう手を出しません。
『いつか、たばこをやめたい』と思いながら吸うのであれば完全に決意してやめた方が良いと思います。なぜならそのいつかは永遠にこないからです。
禁煙10目はまだまだキツいし、しんどいです。そして、さほど効果も感じられません。
- 呼吸が楽になった
- 肌が綺麗になったとか
- 食べ物が美味しく感じられる
などの一般的な変化は感じられません。(これからですかね)
しかし、たばこ/電子たばこ/ニコチンが身体に悪いのは明らか。お金もかかりますよね。なので、キッパリやめることにしました。
何度も言いますが1番の理由はたばこ/ニコチンに人生の主導権を支配されたくないからです(笑)この思いだけで頑張っています。
しかし、生活や仕事に支障が出てしまう場合は、精神科/心療内科/禁煙外来などの医療機関を利用することをおすすめします。
禁煙に関する情報はたくさんありますし、禁煙開始後の心身状態は人それぞれですので自分に合った方法で禁煙に成功することを願います。
一緒に頑張りましょう。禁煙は私にとっては頑張ることなのです。(泣)
ではまた
See You Soon
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