転職を考える時
- 今の労働条件が辛い(時間もない/お休みも少ない/お給料も生活するのがやっと)
- やりたい事が見つからない
- 今の仕事にやりがいを感じられない
- どうしても、苦手な業務がある
- 人間関係が良好ではない
など、様々な理由が挙げられると思います。
そして、転職する事を考えた時に
- 毎日出勤するのが本当に辛いけど、生活費を稼がなくてはいけない
- 時間がなさ過ぎて、転職の事を考える時間がない
- 次も同じような職場の雰囲気だったら嫌だ
- 新しい事に今更挑戦するのは、慣れるまで時間がかかるので面倒くさい
- 結局、働きたくない
このような感情も湧くかもしれません。
しかし、生活していくにはある程度のお金が必要なのも事実です。
生活費を極限に下げても、必要最低限の生活費は生きていく上では必要ですよね。
(水道光熱費・食費・税金・家賃(持ち家で住宅ローンなどがなければ、別ですが)など)
以前、テレビで生活費は0円。自給自足家族という特集に目が奪われました。
当時、断捨離に夢中で、何も持たない暮らし・必要最低限のモノに囲まれて生きる暮らし
ミニマリストな暮らしを極限に追求していたので、興味津々でした。
ほぼ山ごもりのような生活で、自家発電・水は山の湧水を汲む・自家農園(米・野菜)
子供の服はお下がり・必要な物は自分たちで作る・直す。などと記憶していますが
生きるのに忙しい。本来人間とはこのように生活する生き物なのでは?と憧れてしまいました。
話が逸れてしまいましたね。
お金が全てではないかもしれません。
ですが、お金が生きていく上では必要なのも事実だと思います。
万が一の時にお金に余裕があると、精神状態も違ってくると思います。
そして、お金を得る為には働かなければなりません。
きっとかなりの資産を所有している人でなければ
働くという事に人生のほとんどの時間を費やすのではないでしょうか?
それならば、好きな事で収入を得たいですよね。
しかし、好きな事を見つける事にも、時間をかけて徹底的に自分を知る事から
始めなければ、転職しても同じ悩みが付きまといます。
そして、好きな事を見つけても、どうしても好きな作業だけではなく
面倒くさい作業をこなしたり、苦手を克服したり勉強や継続も必要になると思います。
転職には万全の準備と気持ちの余裕も必要になってくるかと思います。
転職活動を始めるなら…..
何故、転職をしたいのか明確にする
- その仕事の何が嫌なのか?→ 反対に、どんな条件なら良いのか?
- なぜ、同じ業種ではなく転職なのか?→ どのような業種なら良いのか?
- 転職をする前に同じ業種で自分にとって好条件の職場はないか?
自分を深く知る
- 自分が時間を忘れて夢中になる事は何か?
- 自分が好きで続けている事は何か?
- 子供の頃、好きだった事・夢中になった事は何か?
- 好きな行為 × 好きな物事 を掘り下げる
- お金を気にしないのであれば、本当は何をしてみたいのか?
- 自分には何があれば幸せなのか?
- いくらの収入があれば満足なのか?
- どんな生活が理想なのか?
自分を知ると、転職は必要ないかもとさえ思える事もあります。
その業界の情報をとことん集める
- 自分の趣味や、自分の好きな事を仕事にしている人はいないか?
- 情報社会ですので、気になる業種の情報を集めまくる(業種関係のブログや転職セミナー参加など)
- 日本以外で働く事も視野に入れる
転職にはたくさんの労力が必要になるかと思いますし
新しい業種だと、また一から新たな事に挑戦する事になるので
心身ともに疲れる事もあるかと思います。
しかし、
- 今の現状がどうしても辛い
- このまま、嫌な仕事で人生を消耗したくない
- 悩んで人生を終えるのは嫌だ
- 少しでも挑戦してみたい事がある
- 不労所得で今後の資産作りをする
少しでも当てはまる事があれば、転職はオススメします。
が、生活費を下げる・同じ業種で地方などに職場を変えるなどの選択肢も視野に入れる。
そして、今の仕事に比べれば、楽な仕事、職場はあるかもしれませんが
楽して稼げる仕事は存在しません。
多くの時間を仕事に費やすのも事実ですので
やりがいも感じられると良いですよね。
今の現状が辛ければ、逃げましょう
さいごに
今の現状がどうしても辛くて我慢しているような状態なら、思い切ってその会社を辞める・環境を変えるなどして、いっそ辛い状況から逃げてしまいましょう。
会社では、あなたが辞めてもあなたの変わりに仕事が出来る人はいくらでもいます。一方で、家族や友人、恋人などあなたの大切な人にとってあなたの変わりなどいません。
自分を大切にして下さい。
私は、20代前半の頃に勤めていた会社で早朝から終電まで働き、休みは週に1度(休日会議などで休みがない日もありました)
給料は生活していくのがやっと、同期は次々に突然会社に来なくなり、会社に残った数少ない同期とは会社の愚痴大会。
たまにある休みは寝ないで遊ぶ OR 一日中寝る。
そんな生活が続き、心身ともに疲れ果ててしまいました。
仕事は好きでやりがいがありましたが、とても規則正しく健康とは言えない生活に
心が病んでいき、身体も疲れが取れない
八方塞がりな状態でした。
上下関係・社内規則が厳しい会社でしたので、人の目を人一倍気にしていた私は
『辞める』意思を伝えるのに、かなりの時間と勇気が要りました。
私が『退職』の意を伝えた後、『あいつを辞めさせないようにしろ』と
同期が言われていたようで、私に教えてくれました。
が、話し合いの場を設け、1ヶ月後に退職が決まった後の業務は地獄でしたが、辞めて後悔はしていません。
その後、心身の回復にしばらく時間がかかり
前もって、次の職場の事を考える時間も取れずに辞職をしたので
その期間は精神的にも苦しい期間となりました。
身体が思うように動かない、起き上がれない
行動も出来ないから焦る。自己肯定も出来なくなる。
貯金は減っていく。
そのような悪循環に陥っていました。
今思えば、心身ともに大ダメージを受ける前に早めに退職や転職を考えるべきだったと思います。
周りの目を気にしすぎず、自分はどのように生きていきたいのか?という事と
しっかりと向き合う事が本当に大切だったと思います。
この記事も参考にしてみて下さい
あなたが幸せで、自分らしく生きている事がとても大切で
自分を守る事が出来るのは自分ですし、行動を起こして人生を変える事が出来るのも自分です。
人生の多くの時間を費やす仕事。
転職を考え始めたら、思い切って行動してみると人生が変わるかもしれません。
ではまた
See You Soon
コメント