こんにちは!カナダ在住Maple Miiです!
コロナウイルスの影響で現在、世界は大きく変わってしまいました。
私も日本に一時帰国したいのですが、それも今は叶いません。
Twitterなどで日本に帰国している人や
日本から他国に入国している人のツイートをよく見かけますが(羨ましい)、
私はとりあえず今は我慢です。
- 気軽に海外旅行に行けない
- 海外移住してもコロナの影響で仕事がない
- 留学先の学校の状況も分からない
- Stay Home. Stay Safe. で観光もできない
- 自国にも帰れない
- 情報があり過ぎて、混乱している
今はこのような状況にある人も少なくないと思います。
私達の住むアルバータ州も2度目のロックダウンで現在休業中です。
そんな中
コロナが終息したら、
留学したい!
ワーキングホリデーで住む!
国際結婚をする!
永住したい国を探している!
などなどカナダへの移住を検討している!
そのように考えているあなた様へ
向けた記事になっております!
今回の記事ではカナダに移住するメリット・デメリットを
私なりに書いていきたいと思います。
主語が『カナダ』となっていますが、
あくまで私の住む地域、主観やライフスタイルになります!
(※私の住むカナダです)
カナダに住むメリット
1. 職場環境が抜群に良い
日本の全ての職場環境がブラックだとはもちろん言いません!
実際に職種や会社によっては超ホワイト企業もあります!
時代の変化もあり、働き方もかなり変わってきていると思います。
私はもう日本に住んではいませんし、
日本で働いてもいないので現在の労働環境の変化には疎いです。
そして、私は10数年、美容業界で働いていて、
他の業界の事は分かりませんが(美容業界以外でのアルバイトは有)
たくさんの美容室もみてきた中での比較です!
日本の美容師としての働き方に興味のある方はこちらを読んでみてください
カナダの美容室で働いている私が肌で感じるGOODなところ
- 残業がない(したければ、できる(しっかりその分の給料は貰える))
- サービス業なのでチップにかなり助けられる(自分も助ける)
- ホリデーは家族と過ごす為に休み
- 上下関係が全然厳しくない(みんなフレンドリー(会社による?))
- 休みが取りやすい(私の会社はシフト自由)
これは日本の会社とは大きく違うところだなと思います。
※もちろん、会社や職種によります!
(ジャパニーズレストランなどは経営者がアジア人な事も多く(ほとんど?)経営や働き方が日本+ブラックなところもあります(もちろん経営者によります))
BAD?なところはこれくらいですかね
- いくら環境が良くても、英語が話せる事が大前提(疲れていても、嫌でも)
- 日本のように丁寧な研修や指導がない。即!実践!(自分で考えて行動、あとは聞く)
みんな力の抜くところと、真面目に働く切り替えが上手ですね。
日本人からしたら、適当だなー!と思うところが、たくさんあるかもしれませんが
手の抜き方が上手で仕事が早いので、
真面目だけが良いとは限らないことを常に学びますよね。(これはどうなの?と思うところも有りますが)
そして、仕事が合わないと感じたらすぐ辞めちゃって、次!
と、言うのも珍しくないようです!
納得出来ない事があれば、ガンガン抗議するのも珍しくありません!
言いたい事はいう!我慢しない!
2. 壮大な自然を楽しめる
カナダといえばこの壮大な土地!
とにかく土地が多いので、地球を感じる事ができます!
山が美しい!自然の作り出す景色が美しい!
日本に住んでいる時には、こんなに自然を楽しんでいただろうか?
なんてふと思います。
自然と触れる事はとても大切です。
心身共にとても良い影響があります!
夏のキャンプは最高です!
大自然の中で温泉を楽しむ事もできます!
カナダ各地に観光名所や美しい自然を楽しめる場所があるので
カナダを横断するだけでもかなり楽しめます。
Wi-Fiを切ってソーシャルメディアを切って
『今』を楽しむ事ができます!
3. 気楽になった。良い意味で適当になる。
仕事や家事に対する姿勢や気持ちがガラリと変わり
自分に対しても、人に対しても寛容になりました。
とても生きやすいです。(もちろん住む地域や家庭・会社によります)
ディッシュウォッシャーは各家必須アイテム
洗濯乾燥機もバリバリ使う
同僚(子持ち)はガンガン冷凍食品や出前を使う
夕食はシリアルと頻繁に言う同僚がいる(旦那有り)
夫婦で家事は協力し合う
その他にも
カナダ人のファッション面ではカジュアルな服装の方が多いですね!
着る服は悩まなくて良いと思います!
周りはレギンスとデニム多いよね!
オシャレかどうかは個人の好みの問題ですのでコメントはしません。
4. 移民の国なので、たくさんの国の人と出会える
これまで髪を施術させていただいたお客様は
基本はもちろんカナダ人ですが(アルバータ州の田舎なので)
イタリア/アメリカ/イギリス/メキシコ/キューバ/ブラジル/ドイツ
香港/韓国/インド/フィリピン/もちろん日本
などなどのお客様を担当させて頂き
その国の文化や環境について話すのはとても楽しいです。
たくさんの文化や習慣に触れる事が出来るのも
カナダならではですよね。
(英語力+知識の勉強が必要ですが)
ショッピングモールなどでは
色んな言語が色んなところから聞こえてきます。
文化や違いを受け入れてくれる早さが違いますよね。
教育面でも幼少期から様々な人種の人とも接する機会があるので
とても良いと思います!
そして日本のような大量の宿題はないそうです!
5. 医療費が無料
らしいです!カナダ人夫が、もう分かったよ!というくらい
カナダの良いところとしてゴリ押しです!
まだ、健康そのモノでお世話になる機会がないので
機会があればレポートします!
カナダに住むデメリット
1. 色々なことが不便
大都市に住んでいればそんなに不便なことはないと思いますが
田舎暮らしだと交通面で、車の運転が出来ないと
だいぶ不便です。
新幹線などもないので、少し遠出をする時は飛行機か車です。
土地の広さも関係していますが、日本ほど便利ではありません。
家族や友達に会いに、ちょっとした旅行に、車で3〜5時間は
結構普通な事ですが
代わり映えのない壮大な自然(ここでは自然がデメリットになる事も)と
まっすぐな道に退屈してしまう事も…
田舎暮らしは車が必須ですが、都心部は交通面での心配はありません!
これは、カナダ関係なく日本でも似たような感じですよね!
そして後にも書きますが、
日本のコンビニやスーパーの品揃え・便利さは世界に誇れます!
日本に住んでいると、不便をあまり感じる事がないくらい
サービスや品物が充実していますよね。
その便利さや品数の多さ、気配りに慣れていると
カナダの生活に慣れて、諦めるまでには時間がかかります。
100均なども品質・品数は日本が圧倒的に便利で欲しいものが行き届いています!
お目当てのモノが見つからないなんてことは、カナダでは普通です。
結局何店舗もはしごしても
見つからないなんて日もあります。
痒いところに手が届く日本の努力は本当に素晴らしいです。
もちろん、カナダにも日本の100均やアジアンスーパーはありますが
距離や値段の問題で頻繁には行けません。
日本人大好き?カラオケも個室はなく、
みんなの前で歌うスナックスタイルです!
2. 家族に簡単には会えない
『そんなこと最初から覚悟してたでしょう』
と思われそうですが…
カナダで生活して、働いているだけでも簡単に帰れないのに
今の時代、本当に何が起こるか分かりませんし
人の死は予測出来ません。
一時帰国を考えていた矢先のこのコロナウイルスが重なり
2年は日本に帰れていません。
前回日本に一時帰国して、祖母と濃厚な時間を過ごした
あとすぐ
祖母は天国へと旅立ってしまいました。
唯一の救いは祖母とたくさんの濃い時間を過ごせたこと。
その後、日本に帰れていませんが、
もう会えないのか…と思うと
現実感が全くありません。
毎年恒例の家族や友達との集まりにも
気軽に参加出来ません。
家族にいつ何が起こるか分かりません。
彼は『ここが君の国、ぼくたちは家族』
といつも励ましてくれますが
ゴリゴリの日本食を食べながら、
ゴリゴリの日本語を話したいですよ!
肉・チーズ・ポテトも良いですが
海鮮・煮物・米が落ち着きます!
3. 冬が鬼寒いです!
お察しの通り、冬がとにかく長くて、寒い!
家の中は暖かいですし、仕事も室内。車通勤なので冬も思う程は辛くないですが
- Lucy(愛犬愛娘)のお散歩に行くのに寒過ぎて痛い
- 未だに冬用のオシャレお気に入りアウターに出会えない(−30度にオシャレもくそもない)
- 車のエンジンがかからない時焦る
- 車が雪に埋もれて助けが必要(車買い替えました)
- 寒いし、暗いし憂鬱な気分になる
位ですが
カナダ人の冬は、
スキーやスケート、スノーボードやアイスフィッシング
カントリークロスや美しい雪山と戯れ
近所の公園でソリなど
長い冬をそれぞれ楽しんでいます!
コロナが終息したら温泉旅行、行くんだ!
4. 食の選択肢が少ない
これもまた都心部に住めば問題ないと思いますが
(これは日本も同じですかね)
たまに料理・家事をしたくない時、時間がない時、がありますよね?(いつも)
そんなとき日本なら
スーパーには美味しいお惣菜(種類もある)
コンビニには種類豊富なお弁当やデザート
お酒まで買えちゃう!
な事が普通でしたが
料理したくない時カナダでは、大体出前ですかね。
スーパーによってはすこーし惣菜も気持ち程度には
ありますが
全然美味しくなさそうな見た目で
これが本当に美味しくないんです!(ここだけの話)
これにお金使うなら、作った方が良い!
となるわけです。
アジアンスーパーなどはお惣菜が豊富で、美味しそう!
でも、近くないんです…
出前も選択肢があまりない。
私の住む地域ではアジアンレストランはあまり充実していません。
お酒も酒屋でしか買えない。不便です。
でもこの時代!お気に入りのお店からは定期的にオーダーして
地元のビジネスを出来る限り助けて行きたいです。
5. 少し太る(これは完全に個人の問題?)
脂肪ちゃんとは無縁の人生でした。カナダに移住するまでは…
食の選択肢が少ない事に少し関連しているのですが
大好きな海鮮類が近所では手に入りません(地域によります)
ので、肉メインの食事になりがちです。
それに加え、定期的な義実家のお食事会
カナダ人夫の好きなものも取り入れて
手に入る食材で出来るレシピ…
そんな食生活を続けていると、身体も順応してきます。
明らかにみた事のない脂肪ちゃんが、こんにちはしています。
- 肉はあまり食べない→肉食に
- 料理にバター・チーズは基本使わない→バター・チーズ大好きな夫
- 粉ものは基本食べない(雑穀・玄米)→白米OR粉もの(パスタ・パン・ワッフル)
- 甘いものは食べない→常にデザート貰う(みんな買ったり作ったりしてわけてくれる)
- 酒はあまり飲まない→仕事と英語のストレスでほぼ毎日飲む
- ヘルシーおやつ大好き→売ってない(ナッツとかは売ってますよ)
とまあこれだけ正反対な食生活していれば
少しずつデスガ脂肪は付きます。
自分と彼の食事を分けて作る程、料理も好きではありませんし…
30代という
年齢も加担して運動しても少し食事制限しても
簡単には戻りません
しかしこれ以上脂肪がつくのは
許せませんし
見た目・体重共に
人生史上、最高記録を達成しています(増加)
ので
現在ダイエットに励んでおります
カナダ人には『Shut up! You are too skinny.』
と言われますのが、個人の快適体重があると思います。
私、いま全然快適じゃないんです…..
頑張ります!
さいごに
カナダ移住当時は、また0から人生をスタートさせられている気分でした。
子供の頃に戻らされたかのような、今まで築き上げてきたスキルは何だったのかと思う事さえも…
また、移住当時はアラサーと言う事もあり、それなりに築き上げてきたものがありましたが
はい!やり直し!そのスキル意味ないから!と言われているようで自己嫌悪になることも
田舎ですので車がもちろん必要でした。車がなければかなり不便です。道路もハンドルも逆。交通ルールの全く違う。はい!やり直し!カナダの交通ルール学んでね!
作りたい日本料理があっても、食べてもらいたい料理があっても食材が揃いませんでした。はい!やり直し!カナダ料理学んでね!
伝えたい事が伝わらない!日本語のスキル?なにそれ?コンニチハ?はい!やり直し!英語学んでね!
日本の美容師免許はアルバータ州では何の役にも立たず、アルバータ州の免許も取り直しました。(州によります)日本の美容師免許?カナダの美容師免許が必要なんです!はい!やり直し!金払って試験受けてね!
もう嫌!家族や友達に会いたい!『You are my friend』『You are my family』嬉しいけど、日本語が良いの!はい!じゃあ!航空券買って、休みとってね!
彼と一緒に居たいだけ!結婚して家族になりたいだけ!はい!この書類とこの申請とこの金額払ってね(全てが大量)だいたい2〜3年くらい必要ね!
申請にいくらお金を使ったか、期間など今度記事にしますね!
とまあ、2〜3年目はまあしんどいですが
その後は、人間慣れるものでかなり生きやすく
カナダ大好きになります。もう日本には住めません!
人生全部やり直しじゃねえかよ!と落ち込むこともありましたが
色々と比べていくとカナダのほうが私は住みやすいです。
以上
カナダに住むメリット・デメリットでした。
みなさんはどう思いますか?
ではまた
See You Soon
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